電気通信サービス向上推進協議会

【第42回 広告表示アドバイザリー委員会】

■日時 平成30年5月7日(月)15:00~18:00

■場所 電気通信事業者協会

■議題

(1)実効速度表示状況の確認について
(2)再審議事項について
(3)第36回 広告表示検討部会での検討結果の確認
           (対象期間:平成30年1月~3月)

 

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(1)実効速度表示状況の確認について
実効速度適正化委員会(電気通信サービス向上推進協議会)からの委嘱に基づき、対象事業者の実効速度表示状況について検討を行った。
HPについて、前回指摘事項が改善されている点を確認した。
パンフレットについては、各社の最新版が出揃っていないため、次回検討となった。
なお、総論として、規格上の速度の値と実効速度の値との間の乖離がますます広がっている中で、規格速度の向上のみがことさらに強調されることのないよう配慮すべきこと、規格速度の掲載時に、実効速度に関する表示をわかりやすく表示すべきとする意見があった。

(2)再審議事項について
前回提出があった広告について、強調表示に対する注釈(打消し表示)の文字サイズの解釈について、再審議を行った(自主基準・ガイドライン第6条第四号及び別表8関係)。
強調する文字サイズが変動(拡大など)する場合は、その最大の大きさに対して、その注釈となる文字の大きさが7分の1以上であることを原則とすること、ただし文字量やフォントによって見え方も異なるため良識的な誤差は許容されうること、一例として文字の変動等により7分の1を若干超えることがあっても、それが瞬間的である等、全体として打消し表示の読みづらさがなければ許容されることが確認された。
 
(3)第36回広告表示検討部会での検討結果の確認
広告表示検討部会での確認結果を受け、検討を行った。なお、検討結果を、平成30年6月27日付で各社に通知した。
・テレビ広告:15社158広告
8社に対し、自主基準、ガイドラインに照らして問題があると指摘。
1社に対し、自主基準・ガイドラインに照らして問題はないが、参考コメントを提示。
他については、自主基準、ガイドラインに照らして問題はないとした。
・新聞広告:4社13広告
1社に対し、自主基準、ガイドラインに照らして問題はないが、参考コメントを提示。
他については、自主基準、ガイドラインに照らして問題はないとした。
 

 

===今回の指摘事例===

■テレビCM
指摘事項:強調表示の文字の大きさに対して、その注釈となる文字の大きさが、7分の1よりも小さい。
(自主基準・ガイドライン第6条第四号及び別表8)
 
補足:今回、料金やポイントについての強調する文字(強調表示)が拡大(ズーム)するもの、しないもの、拡大前の注釈文字が7分の1より小さいもの、強調する文字が拡大スタート時は問題ないが文字が拡大することにより注釈となる文字が7分の1より小さくなるものといった様々なパターンがありました。
広告表示アドバイザリー委員会で慎重に検討した結果、強調する文字サイズが変動(拡大など)する場合は、その最大の大きさに対して、その注釈となる文字(打消し表示)の大きさが原則として7分の1以上であることが自主基準・ガイドラインの適正な運用解釈であるとの方向性が示されました。
 
■テレビCM
指摘事項:注釈の文字数が1行あたり横30文字を超えている。
(自主基準ガイドライン第5条、第22条、別表8)
 
補足:テレビCMで表示する文字(主として注釈類)は左右幅で1行につき30文字以内かつ2秒以上の露出とし、大きさや背景などにも配慮し見やすくしてください。30文字を超える場合は、複数行に分ける、内容をまとめる、Web等へ誘導するなどの工夫をお願いします。
なお、自主基準の“1行30文字まで”は文字列の固まりとしての視認性を考慮して定められており、全角、半角、句読点にかかわらず、1文字とカウントしています(スペースはカウントしません)。記載文字は必ずしも全角である必要はありませんが、判読可能な文字量は全角・半角でも大きな差異はないものと自主基準では想定しています。
 
■テレビCM
指摘事項:料金プランの表示において、データのみの料金を表示しているが、「データ・通話」とも広告中に併記されており通話が当該表示料金プランに含まれていると誤認を与えるおそれがある。(自主基準・ガイドライン第6条)