平成24年8月9日に、電気通信サービス向上推進協議会・苦情相談検討WGは、兵庫県立健康生活科学研究所・生活科学総合センターにて、消費生活相談員向けの研修を実施した。参加メンバーはTCAの4名+テレサ協の1名である。
進め方は、受講者の理解を深めるために7月のより新しく取り入れた手法を取り入れている。研修は15分から20分のショートプログラムに分け、プログラム終了後に、講師側から会場への皆様へ質問を投げかかる。そして、その投げかけに対して、受講者が答える流れだ。更に、実際に使っているシーンを見ると分かり易いと考え、前身にスマホやブックリーダなど最新のIT機器を身に付けたスマートマンが登場し、無線でどのようにIT機器が繋がるかを説明している。
今回の内容は、前半が、スマートフォンの全体的な特徴を上げ、特に汎用OSの種類、アプリケーションの購入、フィルタリングやウィルス対策のセキュリティ、故障修理の時の従来サポートとの違いなどをお話しした。続いて、アプリケーションの作り方や相性について、スマートフォンの料金体系の考え方や二段階定額、海外での利用の注意点、ケータイ料金と一緒に請求される料金回収代行について話している。
ここから、IT機器の作られ方と、スマートフォン実体験を挟んで後半へ移った。後半は、IT機器フル装備のスマートマンを通じて、電波の伝わり方や無線の特徴、WiFiや電波の種類について話をした。この日はスマートマンアマゾンが出場している。
今回は、グループごとに名前を付けて、グループで相談しながら回答してもらったため、理解が進んだように思われる。そして、質疑応答も活発に行われ、研修の修正点もあるが、アンケートをみると概ね好況だったようだ。
ご参加頂きました行政および相談員の皆様、ご協力頂きました講師の皆様ありがとうございました。(明神)
開催日 平成24年8月9日 14:00~17:00
場所 兵庫県立健康生活科学研究所・生活科学総合センター
参加者 兵庫県下の相談員
プログラム
Ⅰ.スマートフォンについて
Ⅱ.通信回線の知識