平成24年7月21日に、電気通信サービス向上推進協議会・苦情相談検討WGは、NACS近畿の事例研究会(午前)とインターネット研究会(午後)で、消費生活アドバイザーや消費生活コンサルタントの資格を持つ消費生活相談員向けに研修を実施した。参加メンバーはTCAの5名+テレサ協の1名である。
今回もIT機器の繋がりを理解してもらうためにスマートマンの登場だ。頭には、線がつながっていないのにAKBの音楽が聴けるイヤホン、胸には位置を確認するタブレット、腕にはスマートフォン、お腹あたりには、電子ブックリーダと携帯ゲーム機を装備している。最近の若者がカバンの中に装備しているIT機器である。無線通信は、IT機器をインターネットへ無線でつなげたり、IT機器同士の相互通信に利用されているが、目に見えないため、キャラクターを使った講義を取り入れている。
午前は、スマートフォンの仕組みを中心に、OSやアプリの安全性、セキュリティやサポート体制、料金や海外での利用に続き、SIMカードの説明を行った。そして、電波とWi-Fiの話と続いている。アンケートでは「盛り沢山で消化不良気味ですがお話し自体は分かりやすかった、事例を入れての解説をして欲しい、質問形式を増やした方が良い」との意見があった。
午後は、場所も研修会用も変え吹田駅前から天満橋まで移動した。インターネットが中心だ。無線通信の特性からWi-Fiのこと、インターネットのバックボーン、ISPの役割の変化と進め、回線の伝わり方について話している。「全体的に分かりやすくて良かった、クラウドについて知りたい、通信の伝わり方が分かり易かった」など様々な意見があった。
今後とも解り易い手法を取り入れながら研修を進めたいと思う。ご参加頂きました皆様、講師の皆様 どうもありがとうございました。(明神)
開催日 平成24年7月21日 10:00~17:00
主催 NACS近畿支部(事例研究会、インターネット研究会)
参加者 消費生活アドバイザー、消費生活コンサルタント
プログラム
Ⅰ:午前中
Ⅱ:午後